年が明ける1日前、海上で船に揺られていた。
南島スラウェシ・ワカトビ国立公園のホガ島へ向かうためだ。
各島を結ぶ定期船は電話で確認したにもかかわらず、休航。
通常料金の6倍以上の値段でなんとか出港した地元漁師の二人乗り木船は、ところどころ
日本の12月では考えられない、インドネシアの強い日差し。
ブトン島北東のカマルから、ワンギワンギ島まで、約5時間。
炎天下の海上で、トラブル続きだった半日を振り返り、来年の行く末が思いやられた。
ともあれ、久しぶりに「ここはインドネシア」だと思い知らせてくれた、
この国の不変性にホッと胸をなでおろしもした。
ワンギワンギ島からホガ島に向かうスピードボートの船長は3児の父。
手伝いで同乗した14歳の息子は口数少ないながらも、親父の背中を見て育ったことがよく分かる。
船に乗り込み、帽子を被り直したら、後ろ姿が重なった。
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