時間

time goes so fast and time is going on.

sometimes it appears to us and make us various emotions.

it's our destiny.

I don't care about it.

I'm on my time, my pace and my life.

巡幸

壊して、また創って。

また壊して、また創って。


どんどん繰り返していくうちに、

新しいものが見えてくるの。


進化って言うのか、退化って言うのか。

どっちにしろ進んでいるから進化なんだな。

虹が掛かるよ。

いつの日にか。

 

振動

風が吹けば揺れて。

強く吹けば葉が落ちて。


綺麗に着飾っているのにね。


そして、揺れが収まって。

また、芽が出るのを待って。


綺麗な姿を見せるためにね。

干満

日が差して、色付いて。
日が落ちて、色褪せて。


輝ける時はずっと続かないよ。
日が当たる時は必ず来るけれど。

その時に、迷わず輝いて。
その時まで、心の中に輝きを失わずに。

そして、もっと輝く時を信じてる。





 

在処

 

 

 

 

 

風が冷たく肌に染み入る。
日差しはそっと寄り添ってくれる。

季節が移りゆく。
時の流れを感じる。



もう秋が過ぎてしまう。
もう冬が来てしまう。



変わっていくものは何だろう。
変わらないものは何だろう。


きっと空を見上げたら、
心の中に浮かぶんだろうな。






 

個々

 

 

色彩

あたたかい光。
色に芽が出る。

記憶の色と写真の色は少し、
違うかもしれないけれど。

素敵な想い出には変わりはない。



 

明暗

 

暗くなってから歩くと、何か光を探してしまうよう。


浮かび上がる光に、何かを感じる。


 

空色

こんな素晴らしい場所があって、
毎日素敵な空模様が見られたら。


きっと綺麗に生きていける。


 

当然

狂おしいほど人間なんだな。

届くのはこの両腕の長さ。

想いはどこまでも。


 

回想

時が過ぎても忘れられないことがある。

過ちでも、その反対でも

それが教えてくれたものがある。


時が過ぎて、


その時の真実を聞かされることがある。

悪くても、その反対でも

またそこから教わるものがある。

故郷

海の向こうに、ふるさとがある。

不意に懐かしくなって、走り出した。


日没には間に合わなかったから、
見えなかったけれど。

この向こうにふるさとがあると思うと、
また歩き出せる、そう思った。

昇った月は、いつもより赤くて、
目を離すことが出来なかった。

 

原点

息を呑む程の、言葉を失う程の。

大自然の中で、出会うからこそ
想い出に残る、景色がある。
色がある。

心が乱れたら、自然に還ってみる。
太古から続く、場所があるんだから。


 

犬吠

何もなかったけれど
何かあった。

形の無いものなんて
見つけられないと
思っていた。

独りよがりの幻影かもしれないけれど
強く信じられる自分がいた。

言葉にならない
犬の吠える声のように
力強い想い。




 

不揃

 

ふと、感じる違和感。

すっきり収まっているようで、
何か、ちぐはぐの靴下を履いているような
そんな違和感。

結局は後で笑い話にでもなるような
小さいことに、いつまでも惑わされて。

そうやって今を生きている。




 

蟷螂

朝方、家の外に出ると、コンクリートの
壁に、蟷螂がいた。

大蟷螂。

脱皮したての様子で、羽が縮こまって
いるままだった。

じっと、頭を上にして壁に張り付く
格好で、完全に羽が伸びきるのを待っている。

大層迷惑だと思ったが、暫く様子を観察させてもらった。

羽が真っ直ぐ伸びきるまで、半時ほど経った。
それから尻を左右に振って、器用に四枚の羽を畳んでいく。

一時間して、立派な大蟷螂となった。

初めて見る生命の神秘に、とても
満足しながら、深い眠りに就いた。

自信

結局のところ、自分のことだけ
考えている人が多い。

人のこと考えて行動してよね。
そう考えている時点で、その人も
自分のことだけ考えている。

こんな自問自答は、いつまで経っても
終わることはないだろうけれど。

一体何を信じれば良いのか。

決まってる、自分のことをまず信じなきゃ。

白黒

白と黒で、正義は白、悪は黒。

そういう筈だったんだけど。

空はこんなに、潔いのに。

諦観

今まで過ごしてきた時間は戻せないし、
そこで形作られてしまったものは、
中々変えることは出来ない。

そうやって諦めるもの。
それでも諦められないもの。

それらと上手く付き合って、
生きていくことが出来ること。

それが大人になるってことなのかなぁ。

証拠

懐かしい気持ちになるのは、

この国に生まれたっていう証拠なんだろうな。

覚悟

通り過ぎるように見つめられて
一瞬の煌めきを残してゆく。

眩しい光を見た後の様に
何度か瞬きをすると消えてゆく。

それでも構わない。
そういうものでも構わない。

輝かせ続ける覚悟があれば。

忘却

やってみなきゃ、始まらない。
行ってみなきゃ、わからない。


そんなことを忘れてた。

確認

夏。そろそろ終わりが近づく頃。
移ろう季節に翻弄されながらも、
確実に日々を過ごしてゆく。

その中で、はっとすること。
心が揺さぶられること。
感動すること。
それらに出会えることを
待ち遠しくしているんだ。

その全てを受け入れて生きたい。